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2011年12月29日木曜日

「マイウェイ」舞台挨拶

日本でも舞台挨拶つきの試写会をやってたので、すでに映画をご覧になった方も多いと思いますが、12月24、25日にはソウル市内で「マイウェイ」の舞台挨拶つき上映がありました。
もう10年以上前ですが、お仕事で何度かオダギリジョーさんにお会いしたことがあったんですが、最近は取材する機会がなかったので、まさか韓国でお姿を拝めるとは(笑) 不思議な感じがしました。
一緒に舞台挨拶に登場したのは、「美男<イケメン>ですね」のマ・フニ役でおなじみのキム・イングォン氏とカン・ジェギュ監督のみ。来場予定だったチャン・ドンゴン氏は来てませんでした。。。
 朝イチの上映で、舞台挨拶が11時というなかなかシビアな時間だったので、来てなかったんでしょうかね?(苦笑) でも、その後の舞台挨拶はちゃんと来てたみたいですよ^^;
久々にあの素敵なお姿を拝見できると楽しみにしていたのでとても残念でした~(>_<)
 でも、韓国芸能界屈指の名脇役、イングォン氏を生で見られる機会はそうないですからねw それはそれでかなり貴重だったと思います。

 挨拶は上映後だったので、オダギリ氏は「みなさんはご覧になった直後なので、良かったところも悪かったところも、語り合ってください」と言ってましたが、その後監督が、「悪かったところは言わないでください」と言って笑いを取っていました^^

↓下の写真がその時、通訳を聞いて笑っているオダギリ氏の様子。後で写真を見て気付いたんですが、帽子の絵柄は大きな目玉だったんですねぇ@@;



 ほいで映画のほうはですね、さすがは「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督だけあって、戦闘シーンはハリウッドに劣らぬすさまじさでした。そして、顔がいくら汚れていても、やっぱりチャン・ドンゴン氏は絵になるカッコよさ(笑) 
 一方のオダギリ氏。最近はちょっと力の抜けた感じの役柄が多かったので、これほど力のこもった演技を見せたのは久々なんじゃないでしょうか? なんだかとても新鮮でしたよ。
 そしてイングォン氏は、彼に与えられた「俗物」的キャラクターをきっちり消化してましたね。毎回思いますが、彼の演技にハズレはないっす^^
一個の作品としてはまとまってると思ったんですけどね、今この映画を撮って公開することにはどんな意味があるのだろう? とちょっと考えてしまいました。観客が評価する韓国の映画サイトでは100点満点で大体60~70点前後なんですが、私の感想も同じくらいでした。

 今回はもちろん韓国主導の作品ですが、オダギリ氏ら日本の俳優が、そして中国からファン・ビンビンが、と、汎アジア公開を見込んだキャスティングになっています。これまでにもこういう作品を多数見てきましたが、個人的には、今のところ「合作映画に名作なし」と思っています。製作費の問題もあり、今後も合作やアジア人をキャスティングしたハリウッド映画はさらに増えると思いますけどね。。。いつか心にグッとくるような名作ができるといいけどなぁ。


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