下の新作紹介から1カ月以上空いてしまい、すでに始まってるものもありますが…(大汗)
続きまして、再演ラインナップです。もはや定番化している欧米ライセンス作品が多いですが、そんななかでもミュージカル「光化門恋歌」と「西便制」は韓国オリジナル作品ながら、興行成績が良かった作品です。早くも再演が決まっている「ぶっとび!ヨンエさん(不作法なヨンエさん)」はtvNのドラマを舞台化したものですが、昨年末に見て、めちゃくちゃ面白かったので超おススメです^^
再演作品のなかで個人的注目作品は、演劇だと「模範生たち」「不器用な人々」「キサラギミキちゃん」「M.バタフライ」「ピローマン」あたりを、ミュージカルでは「ヘドウィグ」「モーツァルト!」「ヘアスプレー」「英雄」などです。
韓国再演作(재연 공연)
>>>演劇
●「劇的な一夜」 (극적인 하룻밤) 1/28~5/28 大学路アートワンシアター2館(大学路)
⇒再演、っていうかずっとやってるような気がしますがw “ワンナイト・スタンド”から始まる男女の恋物語です。結構大胆なシーンもあるので、19禁指定作です(笑)
●「模範生たち」(모범생들) 2/3~4/29 大学路アートワンシアター3館(大学路)
⇒2007年初演。名門高校に通う男子高校生4人が主人公。個人的に注目しているチョン・ムンソン氏、キム・デジョン氏などなかなか上手い役者が揃ってます。
●「不器用な人々」(서툰사람들) 2/8~5/28 トンスンアートセンター小劇場
⇒作・演出はチャン・ジン監督。演劇シリーズ「演劇熱戦2」で07年に上演された大ヒット作。
今回も、チョン・ウンイン、リュ・ドクファン、イェ・ジウォン、キム・ビョンオクと超豪華キャストです。
●「ゴーゴンの贈り物」(고곤의 선물) 2/23~3/11 明洞芸術劇場(明洞)
⇒「エクウス」「アマデウス」などで知られる英国の劇作家ピーター・シェーファー原作。
主演は、いぶし銀の演技でおなじみ、チョン・ウォンジュン氏。
●「妻たちの外出」(아내들의 외출) 3/23~4/15 忠武アートホール ブラック(新堂)
⇒ページでは「妻の外出」になってましたが、このタイトルが正しいです。
それぞれに精神的な病を抱える母、嫁、娘の物語。
●「3月の雪」(3월의 눈) 3月予定 ペク・ソンヒ チャン・ミンホ劇場(龍山)
⇒国立劇団のペ・サンシク作、ソン・ジンチェク演出。
再開発により立ち退きを迫られる老夫婦の話。さまざまなドラマの父親役などでおなじみの
パク・グニョンさんが20年ぶりに舞台出演されるそうです。これは観たい!
●「M.バタフライ」(M.Butterfly) 4/24~5/31 世宗文化会館 Mシアター(光化門)
⇒演劇シリーズ「演劇熱戦4」の第2作。「蝶々夫人」をベースに、文革時代の中国を舞台にしたフランスの外交官と中国人の愛人の物語。鬼才D・クローネンバーグ監督が映画化した時は、ジェレミー・アイアンズとジョン・ローン共演でした。
●「単幕劇連作(仮)」(단막극연작) 4月 国立劇団小劇場 幕(龍山)
⇒ソン・ジンチェク(劇団美醜 代表)、ユ・ホジュン(エイコムインターナショナル 代表)、パク・グニョン(劇団コルモッキル 代表)と、3人の演出家による一幕劇。
●「青い日に」(푸르른 날에) 4月 南山芸術センター(南山)
⇒5.18光州事件によって引き裂かれる男女の物語。昨年、初演され好評を得た作品。
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「私の彼は原始人」(내남자는 원시인) 4~5月 劇場未定
⇒ブロードウェイの人気作を09年に初演。初演時はコン・ヒョンジン主演でした。
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「キサラギ」(키사라기 미키짱) 4~9月 大学路芸術広場(大学路)
⇒日本の同名戯曲を昨年初演して大ヒットした作品。私はこれメチャクチャ見たかったのに韓国に来れず見逃してしまいました・・・(涙)今年のキャストはどうでしょうね?^^
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「肝っ玉」(억척가) 5/11~13、16、17 LGアートセンター(駅三)
⇒ブレヒトの「肝っ玉お母とその子供たち」をパンソリ歌手(소리꾼)イ・チャラムが一人多役で歌い上げる創作パンソリ。イ・チャラムさんはミュージカル「西便制」にも出ています。
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「ミッドサマー」(미드썸머) 6/26~7/29 世宗文化会館Mシアター(光化門)
⇒英国発、30代半ばのアル中の女弁護士とチンピラとの偶然の出会いから始まる恋物語。
昨年イェ・ジウォン、イ・ボムソク、イ・ソクジュンという豪華キャストで上演してました。
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「ピローマン」(필로우맨) 8/11~9/15 ドゥサンアートセンター シアター111(鐘路)
⇒英国の劇作家、マーティン・マクドナー原作のブラック・ファンタジー。
07年の初演時にはあのチェ・ミンシクをはじめ、チェ・ジョンウ、ユン・ジェムン、イ・デヨンという私的にはかなりシビれるメンバーで上演してました(観れなかったけど;;)。
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「私が一番最後に持ちたいもの」(나의 가장 나종 지니인 것)
8/25~9/23 忠武アートホール ブラック(新堂)
⇒昨年亡くなった女性作家パク・ワンソの同名短編小説が原作。パク・ワンソ1周忌祈念作。
題名の意味が分からず、これまた学校の先生に聞きました(笑)
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「TV童話 幸せな世の中」(TV동화 행복한 세상) 10/9~11/18 忠武アートホール ブラック(新堂)
⇒同名テレビアニメを創作演劇化。
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「ペール・ギュント」 (페르귄트) 10/11~14 LGアートセンター(駅三)
⇒イプセンの戯曲をヤン・ジョンウンが演出。劇団旅人の公演。
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「小説家 久保氏の一日」(소설가 구보씨의 1일)
11/27~12/30 ドゥサンアートセンタースペース111(鐘路)
⇒特に説明ついてないんですが、たぶん日本原作のようですね。このタイトルだとw
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「レッド」(레드) 日時・会場未定
⇒画家マーク・ロスコーの芸術世界を形象化。
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「宴」(잔치) 日時・会場未定
⇒2011年度チャ・ボムソク戯曲賞 戯曲部門当選作品。
>>>ミュージカル
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光化門恋歌(광화문연가) 2/7~3/11 LGアートセンター(駅三)
⇒もうすぐ終わりますが…その①
作曲家イ・ヨンフンが生前企画を温めていたという自作のヒット曲で綴るミュージカル。
今年は、主人公サンフンにチョ・ソンモ、弟ヒョヌ役にイ・ユル、ソ・イングクほか、
INFINITEのソンギュとウヒョンなどキャストがだいぶ変わりました。
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Without You(위드아웃유) 2/10~3/4 KT&G想像アートホール(三星)
⇒もうすぐ終わりますが…その②
(ブロードウェイには詳しくないので語るに落ちますが)「レント」のオリジナルキャストとしても
知られるアンソニー・ラップの来韓公演。
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「カルメラ(タルゴナ)」(달고나) 2/13~5/28 COEX アーティウム現代アートホール(三星)
⇒「シャバンシャバン」のパク・ヒョンビンがミュージカルに初挑戦しています^^
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「西便制」(서편제) 3/2~4/22 ユニバーサルアートセンター(峨嵯山)
⇒イム・グォンテク監督の映画「風の丘を越えて/西便制」でもおなじみ。
西便制とはパンソリの流派のことだそうです。初演を見逃したので今年は見に行きたいです^^
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「カフェイン」(카페인) 2/2~4/8 カルチャースペースNU(大学路)
⇒カン・ジファン氏がかつて来日公演をやってた作品です。今回の男性キャストは
チョン・サンフン氏とキム・サンホ氏ということでなかなかいいと思いますよ^^
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「モビーディック(白鯨)」(모비딕) 3/20~4/29 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール(鐘路)
⇒原作はハーマン・メルヴィルの同名小説。サブタイトルに“アクター・ミュージシャン・ミュージカル”
とあるんですが、キャストは全員楽器が弾ける歌手やミュージシャンが出演しています。
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「ヘドウィグ」(헤드윅) 5月~9月 会場未定
⇒韓国版ヘドウィグ見たことない人は一度観るべきです(断言)^^ 昨年はSHINHWAドンワンや
キム・ジェウクの初主演が話題となりましたが、今年は誰が出るでしょうね~^^
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「ヘアスプレー」(헤어스프레이) 6/5~8/6 忠武アートホール 大劇場(新堂)
⇒(私の大好きなw)アメリカの映画監督ジョン・ウォーターズの同名コメディ映画が原作。
●「ラ・マンチャの男」(맨오브라만차) 6/12~12/7 シャーロッテ劇場(蚕室)
⇒かつてチョ・スンウ&チョン・ソンファ主演の来日公演もありました。
日本では松本幸四郎さんの当たり役として有名ですね^^
●「シカゴ」(시카고) 6月 D-CUBEアートセンター(新道林)
⇒何気に見逃してしまっておりますが、毎回キャストが豪華です^^
●「プロポーズ」(프로포즈) 7/7~8/5 忠武アートホール ブラック(新堂)
⇒結婚適齢期を迎えた平凡な男女が主人公のラブコメディ。
●「ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)」(잭더리퍼)
7月 国立劇場 ヘオルム(日の出)劇場(南山)
⇒毎回一線級の俳優が出てきますが、今年のキャストやいかに。
●「モーツァルト!」(모차르트!) 7月 世宗文化会館 大劇場(光化門)
⇒JYJジュンス君は出るでしょうか?^^
●「STREET LIFE」(스트릿라이프) 7月 CJ Theater 大劇場(瑞草区)
⇒韓国ヒップホップ界の永遠の悪童3人組w DJ.DOCの楽曲でおくる青春ミュージカル。
●「若きウェルテルの悩み」(젊은 베르테르의 슬픔) 10月 CJ Theater 大劇場(瑞草区)
⇒一昨年の再演で初めて見ましたが、今回のウェルテル役は誰に?
●「ブルックリン」(브루클린) 11/27~2013 2/4 忠武アートホール ブラック(新堂)
⇒NYの裏通りを舞台に、父親を探す少女ブルックリンの成長記。
ポップス、ゴスペル、ソウルなどの、名曲が聴けるようです。
●「ぶっとび!ヨンエさん」(막돼먹은 영애씨) 11月 CJ Theater 中劇場(瑞草区)
⇒ケーブルチャンネルtvNの人気長寿ドラマをミュージカル化。ドラマでもヨンエ役をしている
キム・ヒョンスクさんが出ています。か・な・りよく出来てます! 必見!
●「ガイズ&ドールズ」(아가씨와 건달들) 11月 CJ Theater 大劇場(瑞草区)
⇒昨年、キム・ムヨルや舞踏家のイ・ヨンウなどが出て好評でした。今年のキャストは?
●「アイーダ」(아이다) 12月 D-CUBEアートセンター(新道林)
⇒エルトン・ジョン&ティム・ライスの音楽でつづるブロードウェイミュージカル。
日本でも四季の看板作の1つかと思います。
●「トゥランド」(투란도) 12/18~30 世宗文化会館 Mシアター(光化門)
⇒「トゥーランドット」の舞台を韓国に置き換えた創作ミュージカル。
●「オペラ座の怪人」(오페라의 유령) 12月 ブルースクエアサムソン電子ホール(漢江鎮)
⇒2005年オリジナルツアー後、7年ぶりの来韓公演。
つーか、韓国題は「オペラの幽霊」って言うんですね^^;
●「壁抜け男」(벽을 뚫는 남자) 12月 会場未定
⇒過去にはパク・サンウォン氏やオム・ギジュン氏もやってます。四季でもやってますね。
●「家族を探して」(식구를 찾아서) 日時未定 忠武アートホール ブルー(新堂)
⇒一人暮らしのおばあさんのもとに、別のおばあさんが押しかけて犬猫ニワトリと一緒に
暮らし始める騒動を描く。
●「英雄」(영웅) 12月 ブルースクエアサムソン電子ホール(漢江鎮)
⇒満州で伊藤博文を殺害して、抗日運動のアイコンとなった安重根(アン・ジュングン)の物語。
チョン・ソンファさんの当たり役となった作品。今度も出るかなー?^^
●「洗濯」(빨래) 4月~9月 ハクチョングリーン小劇場(大学路)
⇒書店勤務のOLとモンゴル出身の青年の恋を軸に、下町の人間模様を暖かく描いた
名作です。先日日本でも「パルレ」という題名で公演がありました。
●「ルパン」(루팡) 5月 COEX アーティウム現代アートホール(三星)
⇒題名しかわかりませんが、怪盗ルパンの話?
●「全国のど自慢」(정국노래자랑) 6/22~9/23 トンスンアートセンター トンスンホール(大学路)
⇒何だか題名だけでも面白そうな^^ トンスンでやるし、ということで。
●「コンチルパルセサムユッ」(콩칠팔새삼륙) 6~7月 忠武アートホール ブルー(新堂)
⇒題名は、昔の言葉で‘남의 일에 대해 이러쿵저러쿵 떠든다’(他人の仕事にガタガタ言うな=None of your business)という意味だそうです。
●「明成皇后」(명성황후) 11/6~12/9 国立劇場 ヘオルム(日の出)劇場(南山)
⇒もはや「英雄」と並び、定番化しつつあるミュージカルです。
ラインナップの紹介、もっと簡単にできるかと思ったのですが、私のハングル力不足と知識不足でかなり調べなければならないことが多く、難産でした(苦笑) でも、いろいろと調べたおかげで、見に行こうかな、と思う作品がかなり増えました。頑張って見に行きますよ~!^^