Pages

2012年9月17日月曜日

キム・ギドク監督「ピエタ」舞台あいさつ



昨日、ロッテシネマの建大入口に「ピエタ」舞台あいさつを見に行きました。
画像が暗いですが、映画館の中の電気が点いてもあまり明るくなかったのでご勘弁を。

上映が終わってもお3方がなかなか登場しなかったのでこんな挨拶になってます^^
でもなんか普通の舞台挨拶と違ってほのぼのしていて良かったなぁ。
以前、イ・ジョンジン君がツイッターで華陽洞(建大周辺エリアです)に自宅があることをツイートしていて「へー」と思っていたのですが、挨拶でもまず「ウリトンネ(町内)です」と言っています(笑)

えーっと、映画自体は個人的には「これでヴェネツィア獲れるんだー」という辛口評価です^^;
2012年版「悪い男」と謳うには、、、、という印象でした。
しかしチョ・ミンスさんの不気味な演技は圧巻ですよ。
主演の2人以外はほとんどキャスト情報が出てないですが、私が分かる範囲だと、古くは「走れサバ!」とか、最近だと「ブレイン」などのドラマに出ていたクォン・セイン君や先日、演劇「ピローマン」に出ていらしたソン・ジュンハクさんも出演していましたよ。
 キム・ギドク監督も以前は韓国メディアと戦うような姿勢でしたが、今回はテレビ出演や舞台挨拶など表舞台に出ていらしてます。「丸くなった」と一言では片づけられないような、「遁世・諦念」した雰囲気を見た目からも感じます。昔みたいなガツガツした感じは、もうないですよねぇ。
怒りをぶつけるような映画よりも、これからは静かに人生を見つめるようなそんな映画を作られたら、
映像センスは抜群な監督だけに、良い作品ができるんじゃないかと思います。