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2012年1月11日水曜日

2012年 韓国公演ラインナップ 新作編

今日はチュ・ジフンが「ドクトル・ジバゴ」降板!という衝撃のニュースが飛び込んできましたが…(>_<)
チケットサイトInterparkとリンクしている公演データベースサイトPlay DBで、2012年の「公演ラインナップ」が公開されました。毎年、Play DBでは上半期と下半期に分けて予定が発表されるので、韓劇マニアの人間はこれを見て年間スケジュールの予定を立てるワケです(笑)

ラインナップ紹介の序文にもあるように、ミュージカルの大型新作は海外ライセンス公演に加えて韓国でヒットした映画やドラマを原作にした作品(映画=ムービカル、ドラマ=ドラマカルと呼ばれてます)に大別できそうです。演劇作品が少ないと思われるかもしれませんが、大規模公演があまりないので、早々とラインナップに上がってこないだけで、たくさん作品はあると思います。

ページは翻訳機にかけられるので、誰でも読めるかと思いますけど、一応演劇、ミュージカルのラインナップだけを下記にピックアップしておきます^^  

韓国初演作(초연 공연)

>>>演劇
「革命日記」(혁명일기) 1/12~15 ドゥサンアートセンター(鐘路)
⇒日韓共同制作の舞台を精力的に制作している平田オリザ氏(青年団)の来韓公演。

「風餐露宿」(풍찬노숙) 1/12~2/12 南山芸術センター(南山)
⇒タイトルは野宿の意。差別や貧窮が社会問題になっている코시안(kosian)と呼ばれている
韓国と東南アジア系のハーフをとりあげた作品。

「宮里」(궁리) 国立劇団 ペク・ソンヒ チャン・ミンホ劇場(龍山)
⇒イ・ユンテク作・演出。世宗大王とチャン・ヨンシルの歴史的関係をモチーフにした作品。

ヘッダ・ガーブレル(헤다 가블러 Hedda Gabler) 4月 明洞芸術劇場(明洞)
⇒原作はノルウェーの劇作家、ヘンリック・イプセン作の同名戯曲。
ヘッダ・ガーブレルって何だろ?と思ったら女性主人公の名前らしっす^^;

演劇「焼け焦げる愛」(그을린 사랑) 6月 明洞芸術劇場(明洞)
⇒カナダ国立芸術センターの芸術監督ワジディ・ムアワッド原作

「The Lover」 6月 芸術の殿堂自由小劇場(瑞草区)
⇒現在大学路を中心に上演している演劇シリーズ「演劇熱戦4」の第3弾作品。

「ダンス・レッスン」(댄스레슨) 6月 劇場未定
⇒ダンスを通じて意思疎通する男女の物語

「ささやく壁」(속삭이는 벽) 10月 LGアートセンター(駅三)
⇒チャールズ・チャップリンの娘、ビクトリアが演出。
ビクトリアの娘でチャップリンの孫にあたるオーレリア・ティエリー主演。

「音楽治療師(仮題)」(음악치료사) 時期未定 トンスンアートセンター トンスンホール(大学路)
⇒演劇シリーズ「演劇熱戦」の第5弾。
俳優のチョ・ジェヒョンが知人の放送局PDのエピソードをもとに原案を作った作品

「今日予報」(오늘예보) 2012年下半期? 劇場未定
⇒演劇シリーズ「演劇熱戦」の第6弾。
俳優チャ・インピョの2作目となる同名長編小説が原作。


>>>ミュージカル
「ノートルダムの鐘」(노트르담드파리) 1/19~26 世宗文化会館 大劇場(光化門)
⇒6年ぶりの来韓公演。英語バージョン。

「Roly Poly」(롤리폴리) 1/13~2/25 ソンナムアートセンター オペラハウス(京畿道城南市)
⇒T-araの同名曲をモチーフにした復古ジュークボックスミュージカル。

「ドクトル・ジバゴ」(닥터지바고) 1/27~6/3 シャーロッテ劇場(蚕室)
⇒ソ連(ロシア)の作家、ボリス・パステルナークの同名小説が原作。
ロシア革命を背景にした、医師ジバゴと恋人ララの切ないラブストーリー。

「コーヒープリンス1号店」(커피프린스1호점) 2/24~4/29 大学路文化空間フィーリング1館
⇒同名ドラマ原作。

「エリザベート」(엘리자벳) 2/9~5/13 ブルースクエア サムソン電子ホール(漢江鎮)
⇒説明不要かと^^ 日本の帝劇公演でも定番作品ですね^^

「東大門ファッションデザイナー成功記」(동대문패션디자이너성공기)
3/13~5/13 忠武アートホール ブラック(新堂)
⇒タイトル通りのストーリー、らしい(笑)

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 (캐치미이프유캔)
3/28~6/10 ブルースクエア サムソン電子ホール(漢江鎮)
⇒レオ&トムの2大スターが共演したS・スピルバーグの同名映画を舞台化。

「モーツァルト・オペラ・ロック」(모차르트 오페라 락)
3/30~4/29 ソンナムアートセンター オペラハウス(京畿道城南市)
⇒タイトル通り、モーツァルトの物語をロックミュージカルにしたもの。フランス原作。
俳優シン・ソンウが出演と監修?だったかをやるはず。さすが兄貴^^

「風月主」(풍월주) 4月 CJ Theater 中劇場(元 芸術の殿堂トウォル劇場)
⇒新羅時代のイケメン武士集団、花郎道(ファランド)の別称でもある「風月主」が
男性版の“妓房(キバン)=置屋”で繰り広げるラブストーリー(腐女子萌え系か?)

「パリの恋人」(파리의 연인) 4/5~5/30 D CUBE アートセンター(新道林)
⇒同名ドラマの舞台化。あの「エギヤー」は聞けるんでしょうか?(笑)

「姫の男」(공주의 남자) 5/4~20 世宗文化会館 大劇場(光化門)
⇒パク・シフ主演の同名ドラマの舞台化。

「パラダイス」(파라다이스) 5/15~6/3 忠武アートホール 大劇場(新堂)
⇒劇場式食堂「パラダイス」を舞台に繰り広げられる物語

「ウィキッド」(위키드) 5/24~10/7 ブルースクエア サムソン電子ホール(漢江鎮)
⇒「オズの魔法使い」のアナザーストーリー的作品。四季がずっとやってますね。
アジア初の来韓公演。

「バレエボーイズ」(발레 포이즈) 6/29~7/1 芸術の殿堂オペラ劇場(瑞草区)
⇒国立バレエ団 創立50周年記念作

「ラ・カージュ・オ・フォール」(라카지오폴) 7/2~9/8 LGアートセンター(駅三)
⇒ナイトクラブ経営のゲイカップルとその息子をめぐるヒューマン・コメディ。
日本では市村×鹿賀の大御所コンビで上演してますね^^

「美男<イケメン>ですね」(미남이시네요) 7/31~9/11 世宗文化会館 Mシアター(光化門)
⇒説明不要^^ A.N.JELLを誰が演じるんでしょうかねぇ?^^

「ハイスクール・ミュージカル」(하이스쿨 뮤지컬) 7月 CJシアター大劇場(瑞草区)
⇒全米でティーンに大人気のテレビムービーの舞台化。

「二都物語」(두도시 이야기) 8/24~10/6 忠武アートホール 大劇場(新堂)
⇒フランス革命当時、パリとロンドンの2つの都市を背景に繰り広げる愛の物語。
原作はチャールズ・ディケンズの同名小説。

「シャーロックホームズ 2番目の話」(셜록홈즈 두번째 이야기)
9/11~11/1 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール(鐘路)
⇒昨年初演して好評を得た「シャーロックホームズ」の2nd シーズン(再演)。

「グーテンベルク」(구텐버그) 8~9月・会場未定
⇒活版印刷を発明したグーテンベルクの物語。

「ルドルフ」(루돌프) 11/12~013.1/13 忠武アートホール 大劇場(新堂)
⇒「エリザベート」でもおなじみ、悲劇の皇太子・ルドルフの物語。オーストリアライセンス。

「レ・ミゼラブル」(레미제라블) 11月 会場未定
⇒日本のミュージカルファンにはおなじみ「レミゼ」の韓国語Ver.は今回初。

「・・・・・・・」(살짜기 옵서예) 12月 芸術の殿堂CJトウォル劇場(瑞草区)
⇒タイトルはどうやらパンソリの歌詞の一節(?)のようなんですが、ごめんなさい、
私の韓国語能力では訳せず。。。
先生に聞いてみたところ、済州島なまりなんだそうですが、「こっそりといらしてください」みたいな意味なんだそーです。
古典小説「裵裨將傳(배비장전)」を原作に、1966年に発表された韓国初の創作ミュージカル。
原作小説は、NAVER辞書によると悲恋モノみたいですね。

「ワンドゥギ」(완득이) 下半期、会場未定
⇒昨年、ユ・アイン、キム・ユンソク主演でロングランヒットした同名映画を舞台化。

「成均館儒生たちの日々(仮)」(성균관 유생들의 나날) 下半期 会場未定
⇒ユチョン主演の「トキメキ☆成均館スキャンダル」の原作となった、
チョン・ウンゴルの同名小説を舞台化。

「庭を出ためんどり」(마당을 나온 암탉) 下半期、会場未定
⇒韓国の児童文学作家、ファン・ソンミ原作の同名童話を舞台化。韓国ではとても有名な童話みたいです。昨年、ユ・スンホ君など有名俳優が声優として出演した、アニメ映画が公開されていましたね。

追記:学校行事やテストなどが立て続けにありまして、最初のUPから10日も経ってしまい…(大汗)
全く役立たずですみません。とりあえず、今年初演となる新作ラインナップをUPしました。

そうこうしているうちに「ドクトル・ジバゴ」はチョ・スンウ氏が出ることになり、「なんだ、こっちのほうがぜんぜんいいじゃん!」と思っているミュージカルファンは多いはずです(苦笑) 今回は、長年共に数々のヒット作を創り上げてきたODミュージカルカンパニーの窮地を救う形となり、ますます「男を上げた」スンウ氏ですが、休みなく大舞台で主役を張るということはどれだけ大変かとお察しします。ホン・グァンホ君とともに頑張ってほしいですね~^^