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2013年1月13日日曜日

2013年 韓国公演ラインナップ 演劇編


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 続いては演劇の2013年ラインナップです。
演劇はミュージカルに比べると作品数少な目ですが、演劇は制作規模が小さいものが多いので、年間計画を発表できる大型劇場以外は早めに情報が出ないのが残念です。
しかし何よりも、韓国舞台俳優の素晴らしさを体感できるのが演劇です。役者の資質と演技力がモノを言う世界、歌でごまかせませんからね(笑)

下の写真は、上半期の期待作と言われている新作「ヒストリー・ボーイズ」の面々です。

「老いた泥棒の話」 늘근도독 이야기
1月8日~3月3日 大学路アートワンシアター
⇒劇団チャイムの作品群でおなじみイ・サンウ先生脚本による名作演劇。2人の老いた泥棒のとぼけた演技が笑える作品。

「シア・マッドネス」 쉬어 매드니스
1月8日~オープンラン 大学路文化空間フィーリング2館
⇒「シア・マッドネス美容室」を舞台に繰り広げられるコメディ推理劇。米ボストンで1980年に初演した作品を2006年に韓国初演、今年で5回目の再演。今回は昨年の「ピローマン」で圧巻の演技を見せていたイ・ヒョンチョルほか、なかなかの実力派揃い。

「ぼくに炎の戦車を」 늘나에게 불의 전차를
1月30日~2月3日 国立劇場ヘオルム劇場
出演:草なぎ剛、チャ・スンウォン、広末涼子、香川照之、高田翔、キム・ウンスほか
⇒昨秋の日本公演が話題となった作・演出、鄭義信さんによる演劇。

「ヨーロッパ・ブログ」 유럽불로그
2月1日~5月31日 大学路文化空間フィーリング1館
出演:キム・スロ、キム・ジェボム、ソン・ドゥソプ、チョ・ガンヒョンほか
⇒キム・スロ率いる「ロ・ブラザーズ」の所属俳優総出演。昨年、ヨーロッパに弾丸旅行に行ってきた皆さんが、旅行中に起こった出来事をお芝居にして見せてくれます。

「Amy's View」 에이미
2月15日~3月10日 明洞芸術劇場
出演:ユン・ソジョン、イ・ホジェ、チョン・スンギル、キム・ビョニ
⇒英国の劇作家デイヴィッド・ヘアの戯曲が原作。舞台女優の母と、母には気に入られていない恋人との間で揺れる娘エイミーの話。日本でも劇団民藝が奈良岡朋子主演で上演歴があります。

「トゥルー・ウエスト」 트루웨스트
2月21日~5月5日 SMアートホール
出演:チョン・ムンソン、キム・ジョング、チャン・ジウ、ホン・ウジン、イ・ドンハ、パク・ウンソクほか
⇒かつてTOKIO松岡&嵐・大野で上演されたこともあるサム・シェパードの戯曲。流浪の末、家に戻った兄リーとエリートの脚本家の弟オースティンが久々に再会したことから話が始まります。2010年公演時にはオ・マンソク、イ・ゴンミョン、チョ・ジョンソクなどなかなかの豪華キャストでした。

「光海、王になった男」 광해, 왕이 된남자
2月23日~4月21日 トンスンアートセンター大劇場
出演:ペ・スビン、キム・ドヒョン、パク・ホサン、キム・デジョン、ソン・ジョンハクほか
⇒イ・ビョンホン主演の大ヒット映画を、BH Entertainmentが自ら舞台化。そして主演はBH所属俳優ペ・スビン! とBHEづくしw 助演俳優は実力派演劇俳優で固めてあります。

「幻想童話」 환상동화
3月1日~5月26日 大学路アートワンシアター2館
⇒音楽家の青年とダンサーの女性のカップルの愛を3人のピエロが助けるファンタジックなお芝居です。2007年から再演を繰り返しています。3年ぶりの登場。

「3月の雪」 3월의 눈
3月1日~23日 ペク・ソンヒ チャン・ミンホ劇場
⇒昨年、大ベテランのパク・グニョン先生の出演が話題となり完売続出した老夫婦の物語。
ペ・サンシク作、ソン・ジチェク演出。

「青い船の話」 푸른 배 이야기
3月5日~24日 国立劇団小劇場 幕
⇒「焼肉ドラゴン」「パーマ屋スミレ」などヒット作が続く鄭義信さん作・演出作。

「ヒストリー・ボーイズ」 히스토리 보이즈
3月8日~31日 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール
出演:イ・ジェギュン、キム・チャンホ、アン・ジェヨン、チェ・ヨンミン、オ・デソクほか
⇒トニー賞受賞の名作を韓国初演。上半期最高の期待作です。昨年のミュージカル「バンジージャンプする」で好演していたイ・ジェギュンをはじめ、将来有望な若手俳優が揃ってます。

「マクベス」 맥베스
3月15日~3月17日 明洞芸術劇場
出演:野村萬斎、秋山奈津子、高田恵篤、福士惠二、小林桂太
⇒世田谷パブリックシアターで2年ぶりに2月から上演される作品の来韓公演。野村萬斎のトークショーや狂言のワークショップもあるそうですよ。これは見に行きたい~!

「Current Location」 
3月22日~27日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒チェルフィッチュ主宰、岡田利規の作・演出による「現在地」の韓国版を上演。
平田オリザさんの作品をよく上演しているドゥサンらしいセレクトではないでしょうか^^

「Love, Love, Love」 러브러브러브
3月27日~4月21日 明洞芸術劇場
⇒英国の若手劇作家、マイク・バートレットが2011年に英国演劇賞最高作品賞を受賞した作品。
韓国で88万ウォン世代と言われるベビーブーム世代を描くそうで、演出はイ・サンウ。

「(不明^^;)」 라오지앙후 최막심
5月1日~27日 明洞芸術劇場
⇒ギリシャの作家、ニコス・カザンザキスの小説「その男、ゾルバ」の韓国的再解釈。
ヤン・ジョンウン演出 ペ・サンシク翻案。タイトルをどう訳していいか分からないので保留(笑)

「三人姉妹」 세자메
4月10日~12日 LGアートセンター
⇒チェーホフ三大戯曲のうちの1作。ロシア、サンクトペテルブルクのマリ(インスキー?)劇場による来韓公演。

「We're Gonna Die」 
4月11日~14日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒オフブロードウェイで活躍する気鋭の女性アーティストイ・ヨンジン作・演出の作品。プロフィールを調べてみると、なかなかアヴァンギャルドな活動をしている方のようですよ。Future Wifeっていうバンド形式のパフォーマンスのようです。HPでは、なんとあのルー・リード御大がレコメンド。私の好きなNY系アーティストとの交流もあるようで注目しています^^

「アンティゴネー」 안티고네
4月15日~28日 芸術の殿堂 CJトウォル劇場
⇒オイディプス王の娘、アンティゴネ―を題材にしたギリシャ悲劇が原作。演出ハン・テスク。
芸術の殿堂25周年記念作。

「タイトル未定(イ・ギョンソン新作)」 
4月23日~5月18日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒「あなたのソファを移動します」で東亜演劇賞の受賞歴もあるクリエイティブ・バクーを主宰する気鋭の若手演出家、イ・ギョンソンの新作。

「鞘の中の父」 칼집속의 아버지
4月26日~5月12日 南山ドラマセンター
⇒韓国戯曲文学賞、大韓民国演劇大賞戯曲賞などの受賞歴がある女性劇作家コ・ヨンオクの新作戯曲。カン・リャンオン演出。

「青少年劇シリーズ 3篇」 푸청소녕극 시리즈 3편
5月17日~6月23日 ペク・ソンヒ チャン・ミンホ劇場/小劇場・幕
⇒昨年も同劇場で上演され、好評だった作品を再演。「少年はそうだ」「赤いバス」「レスリングシーズン」を上演。3作のなかで「レスリングシーズン」だけ見ましたが、レスリング部という斬新な設定と若手俳優の熱演でなかなか面白かったですよ^^

「I Am My Own Life」 
5月28日~6月29日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒ダグ・ライト作のオフブロードウェイ発作品を劇団・同(동)の代表カン・リャンウォン演出で初上演。日本では坂手洋二さんの「燐光群」が2010年に上演歴あり。

「青い日に」 푸르른 날에
5月 ペク・ソンヒ チャン・ミンホ劇場
⇒2011年初演。光州事件を背景にかつて恋人同士だった男女が、僧侶と信徒として再会する物語。

「アジア温泉」 아시아온천
6月12日~16日 芸術の殿堂CJトウォル劇場
⇒こちらも鄭義信の新作戯曲。韓国で年3本とは大忙しっすね^^; 韓国でも義信さんの作品は大人気です。演出は国立劇団の芸術監督ソン・ジチェク。韓国公演に先駆けて、5月新国立劇場で上演あり。

「模範生たち」 모범생들
6月~8月 大学路アートワンシアター
⇒同級生の結婚式で再会した進学校を卒業した男友達が当時を振り返るストーリー。超学歴社会の韓国の現実をよく切り取ってあります。昨年3度目の再演を半年にわたって行い、出演したフンナム(癒し系)俳優たちが人気でリピーターも続出しました。今年はどんなキャストになるでしょうか?

「ミルダンの誕生」 밀당의 탄생
7月~2014年2月 会場未定
⇒昨年の初演では人気俳優のソン・ドゥソプが主演してヒットし、現在も3回目のアンコール公演を上演中。ミルダンとは恋の駆け引き(押し引き)という意味。物語のベースはドラマ「薯童謠(ソドンヨ)」でもおなじみの百済のソドン王子と新羅のソンファ姫の恋物語。

夏のレパートリー「ヴォイツェック」 보이첵
7月3日~28日 明洞芸術劇場
⇒俳優のぺク・ウォンギルが演出を務める「はしごの動き研究所」が2001年に制作し、世界21カ国で上演された作品が、5年ぶりに韓国で公演。

夏のレパートリー「ヒューマン・コメディー」 휴먼 코미디
7月3日~28日 明洞芸術劇場
⇒劇団「はしごの動き研究所」によるコメディ作品。演出イム・ドワン。

「劇団白手狂夫レパートリーシリーズ」 극단 백수광부 레파토리 시리즈
7月25日~8月31日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒1996年に創立したイ・ソンヨル代表率いる劇団の代表作を集中上演。

「娘への手紙」 딸에게 보내는 펀지
8月9日~9月1日 明洞芸術劇場
⇒英国の劇作家アーノルド・ウェスカーの戯曲。

「鉱夫画家たち」 광부화가들
9月11日~10月14日 明洞芸術劇場
⇒「ビリー・エリオット」の作家リー・ホールによる戯曲。2010年の初演を見に行きましたが、その時はユン・ジェムン、クォン・ヘヒョ、ムン・ソリなど映画、ドラマ界でも活躍している有名俳優が多数出演していました。演出イ・サンウ。

「恋愛時代」 연애시대
9月~11月 大学路アートワンシアター
⇒韓国でドラマ化もされた故・野沢尚の原作を舞台化。2011年の初演はキム・ダヒョン、キム・スヒョンらが出演していました。

「ドクター・プロスト」 닥터 프로스트
9月~11月 大学路自由劇場
⇒NAVERで連載された同名インターネット・コミックが原作。天才心理学者、ドクターフロストの活躍を描く物語だそーです。イケメン俳優が主演したら若い観客がいっぱい来そうです^^

「戦場を盗んだ女たち」 전쟁터를 훔친 여인들
9月 国立劇場 タルオルム劇場
⇒デビュー2作目で韓国演劇界の権威である東亜演劇賞を20代で受賞し“怪物作家”と呼ばれている、キム・ジフン脚本家の新作。タルオルム劇場の再開第1作。演出は、キム脚本家も所属する演戯団コリぺのキム・グァンポ。昨年、彼が脚本を手がけた「風餐露宿(풍찬노숙)」という作品を見に行きましたが、難解なセリフが多くてチンプンカンプンながら(笑)なかなか面白い作品でした。

若い演出家シリーズ1「道化師の政治学」 젊은연출기시리즈1 릿광대의 정치학 
9月 国立劇場小劇場・幕
⇒作・演出は劇団ドリームプレー代表のキム・ジェヨプ。

若い演出家シリーズ2「夜の演劇」 젊은연출기시리즈2 밤의 연극 
10月 国立劇場小劇場・幕
⇒作・演出は「タンポポ風になって」「エクウス」など演劇熱戦の演出で知られるキム・ナギョン。

「テンペスト」 템페스트
10月1日~3日 LGアートセンター
⇒ロシアチェーホフ国際演劇フェスティバル制作作品の来韓公演。演出は英国の演出家/映画監督のデクラン・ドネラン。

「ワーニャおじさん」 바냐아저씨
10月26日~11月24日 明洞芸術劇場
⇒チェーホフの有名戯曲ですね。演出イ・ソンヨル。

「ザ・コロス:オイディプス」 늘더 코러스:오이디푸스
10月9日~20日 LGアートセンター
⇒ソ・ジェヒョン演出、チェ・ウジョン作曲の音楽劇。

「恵慶宮 洪氏」 헤경궁 홍씨
10月 国立劇場タルオルム劇場
⇒朝鮮王朝21代王英祖(ヨンジョ)によって処刑された息子、思悼世子(サドセジャ)の正室が洪氏。のちにドラマ「イ・サン」でおなじみ、22代王、正祖(チョンジョ)の母となる人ですね。脚本は演戯団コリぺ代表イ・ユンテク、イ・ビョンフン演出。

「かもめ」 카모메
10月1日~11月9日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒チェーホフの代表的戯曲「かもめ」(韓国語は갈매기)を、ソン・ギウン脚色、「東京デスロック」の多田淳之介演出で上演。

「ピローマン」 필로우맨
11月 忠武アートホール 中劇場ブラック
⇒英国の劇作家マーティン・マクドナーの戯曲。日本では2004年に長塚圭史演出で上演。韓国初演は2007年にチェ・ミンシク、ユン・ジェムンら豪華キャストでした。昨年の5年ぶりの再演はキム・ジュンウォン、ソン・ジュンハクら実力派俳優たちの熱演に圧倒されました! 今年も同じキャストだといいなー。

「ドゥサンアートセンター レパートリー」 
11月26日~12月29日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒韓国の財閥の1つ、斗山グループが所有する複合芸術施設「ドゥサンアートセンター」。硬派な作品セレクトで国内外で評価の高い作品を上演しています。日本や海外の演出家を招聘した作品も多いのですが、どんな作品を再演してくれるのか楽しみです。

「キルマジェの人たち 3部作」 길마재 사람들 3부작
11月~12月 国立劇場 タルオルム劇場
⇒길마재(キルマジェ)とはソウル市西大門区にある地名だそうですが、1部「三水甲山(삼수갑산)」、2部「無常千里(무정천리)」、3部「落花流水(낙화유수)」の3章に分かれているそうです。ペ・サムシク作、ソン・ジチェク(劇団美醜代表/国立劇団芸術監督)演出。

「客」 손님 
12月 国立劇場小劇場・幕
⇒ファン・ソギョン原作、イ・ビョンフン演出。

「蜘蛛女のキス」 거미여인의 키스
2013年下半期 劇場未定
⇒同名小説を原作にしたウィリアム・ハート主演の映画が80年代にヒットしました。日本版の演劇は村井国夫&岡本健一の初演が話題になりましたよね。韓国版はチョン・ソンファ×チェ・ジェウン、パク・ウンテ×キム・スンデという豪華キャストで上演された2011年版がなかなか素晴らしかったです。

「クローサー」 클로져
2013年下半期 劇場未定
⇒2005年の初演には今や映画俳優になってしまったパク・ヒスンらが主演。2010年版はオム・ギジュンと演劇初挑戦となったムン・グニョンの共演が話題となりました。当時はキジュン氏が「タイプの女性はムン・グニョン」と発言して大騒ぎとなったりしてましたが(笑)、さて今年はどんなキャストに!?

「百年、風の仲間たち」 백년, 바람의 동료들
2014年3月9日~3月16日 ドゥサンアートセンターSpace111
⇒新宿梁山泊の金守珍が2011年に同会場で初演した作品が約3年ぶりに再演。日韓併合100年を迎えた2010年の大阪を舞台に、在日韓国人たちの日常と歴史を綴った作品。

「ヴィーナス・イン・ファー」 Venus in fur
上演期間未定 劇場未定
⇒ミュージカル・ヘブンのラインナップに入っていたブロードウェイ発の演劇。舞台演出家と女優が主人公の2人芝居のようです。ロマン・ポランスキー監督が映画化するそうな。

「フロイトの最後のセッション」 Fleud's Last Session 
上演期間未定 劇場未定
⇒これもミュージカル・ヘブンのラインナップに入っていたオフブロードウェイ演劇。伝説の精神科医フロイトと英国人学者・作家のC.S.ルイスの架空の会談を描いたもの。

「ステディ・レイン」 A Steady Rain 
12月 忠武アートホール 中劇場ブラック
⇒これもミュージカル・ヘブンのラインナップに入っていたブロードウェイ演劇。なーんと2009年に「レ・ミゼラブル」のヒュー・ジャックマンと「007」シリーズの最新ボンド、ダニエル・クレイグが共演してたらしいです。今じゃ絶対ありえーんという豪華キャスティング。当時ご覧になった方によると親友の警察官2人に起こる悲劇を描く台詞劇なんだそうです。さて、韓国版を誰が演じるんでしょうか?

はい、演劇も今年は面白そうなの揃ってます。
←とくにミュージカル・ヘブン(NO NAME THEATRE COMPANY)の作品は、全部年内に上演できたらかなりヤバいことになりますね^^ さすが、作品性を重視しているカンパニーだけのことはあります。
 このラインナップに上がらないくても大学路の小劇場などでは、実質的にはこの2倍以上の数の演劇が上演されています。先日も、知人に紹介されて見に行った小劇場演劇はチケット代2万ウォンでしたが、かなり面白かった!
 こんな風に、無名の俳優が出ていても面白い作品がいっぱいあります。しかもかなり安いチケット代で見ることができますので、気になる作品があれば、どんどん劇場に行ってみてほしいと思います。

↓参考までに、NEWS CULTUREに出ていた記事。

2013年期待される演劇ベスト10

2013年1月6日日曜日

2013年 韓国公演ラインナップ ミュージカル編

【注意】こんなことを最初に書きたくないのですが、いくつかの個人と商用サイトでこのリストをコピーして掲載しているブログを見つけました。
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日本と違い、あまり先のスケジュールまで出ないのがネックの韓国舞台スケジュール。
お目当ての俳優さんの出演作や、好きな作品の予定を知りたいと思うのは誰もが同じだと思います。
そこで、今年もPlay DBで発表されたスケジュールを中心に、各カンパニーが発表した予定も含めて、現時点で分かっている作品スケジュールを1月分から順にご紹介したいと思います。

ただし、韓国の舞台の予定はあくまで予定(笑)
容易に上演予定が変わりますので、これはあくまでザックリ予定だと思ってご覧ください^^
下の画像は、CJ E&Mが今年、制作or出資するミュージカルのラインナップです。

「ジキル&ハイド」 지킬 앤 하이드
1月8日~2月9日 芸術の殿堂オペラ劇場
出演:ヤン・ジュンモ、ユン・ヨンソク、チョン・ミョンウン、ソンミンほか
⇒昨年の地方ツアーを経て、ソウルへ凱旋最終公演。見るならジュンモさん版をオススメ。

「THE PROMISE」 프라미스
1月9日~20日 国立劇場ヘオルム劇場
出演:チ・ヒョヌ、キム・ムヨル、ユナク(超新星)、イトゥク(SUPER JUNIOR)、
イ・ヒョン(8 EIGHT)、チョン・テウほか
⇒兵役中の芸能兵が大挙出演。6.25停戦60周年軍創作ミュージカル。

「レベッカ」 레베카
1月12日~3月31日 LGアートセンター
出演:ユ・ジュンサン、リュ・ジョンハン、オ・マンソク、オク・チュヒョン、チェ・ミンチョルほか
⇒2013年最初の目玉作品。国民の夫ユ・ジュンサン氏がMミュージカル・カンパニー以外の
作品に出演するのはかなり久しぶりです。

「女神様が見ていらっしゃる」 여신님이 보고계셔
1月15日~3月10日 忠武アートホール小劇場ブルー
出演:チェ・ホジュン、イ・ジュニョク、シン・ソンミン、チョン・ソヌ、ユン・ソホほか
⇒創作ミュージカルを支援するCJクリエイティブマインズとイェグリンショーケースを経て本上演化した2013年最も期待される創作ミュージカルと前評判の高い作品。朝鮮戦争を扱っています。
「パルレ」「スリル・ミー」の若手俳優が揃ってます。

「グリース」 그리스
1月25日~4月28日 韓電アートセンター
出演:ジョンミン、コ・ウンソン、イ・ジユン、キム・ボソン、キム・ヨンギュほか
⇒現在活躍中のミュージカル俳優のほとんどが出演経験がある新人の登竜門的作品。
25日からは韓電アートセンターに会場を移して公演が始まります。

「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」
요셉 어메이징 테크니컬러 드림코트
2月12日~4月11日 シャーロッテ劇場
出演:チョ・ソンモ、ソン・チャンウィ、チョン・ドンハ(復活Vo.)、イム・シワン(ZE:A)、
キム・ソンギョン、チェ・ジョンウォン、リサ
⇒2011年に来日公演が震災のため途中で中止となったことでも知られる作品を韓国版初上演。
アンドリュー・ロイド・ウェーバー&ティム・ライスコンビの作品。

「アルセーヌ・ルパン」 아르센 루팡
2月14日~5月5日 ブルースクエア サムソンカードホール
出演:キム・ダヒョン、ヤン・ジュンモ、ソ・ボムソク、パク・ヨンス、アン・ユジン、ソンミンほか
⇒「ルパン三世」のもとにもなったフランスの小説を原作に初創作ミュージカル化。
ヒット作「シャーロック・ホームズ」的な作品になるのでは? と予想してます。

「살짜기 옵서예(サルチャギオプソイェ)
2月19日~3月31日 芸術の殿堂CJトウォル劇場
出演:キム・ソニョン、チェ・ジェウン、ホン・グァンホ、ソ・ヨンチャン、パク・チョルホほか
⇒韓国初の創作ミュージカルをCJトウォル劇場のこけら落とし公演として復興上演。
キャストが豪華です!サルチャギオプソイェとは、済州島の方言で「ゆっくりいらしてください」という意味。物語のベースになっているのは「배비장전(裴裨將伝/ペビジャンジョン)」という昔話。

「飛べ、パク氏 날아라, 박씨
2月16日~3月17日 PMC自由小劇場
出演:ホン・リュニ、オム・テリ、ソン・テユン、チョン・ギホほか
⇒昨年の「ソウル・ミュージカル・フェスティバル」に参加したときは「パルレ」のチュ・ミンジュさんが演出を担当し、イェグリンアンコール賞を受賞して本公演となった創作ミュージカル。

「TRACE U 트레이스 유
2月5日~4月28日 大学路アートワンシアター1館
出演:イ・ユル、ユン・ソホ、ソン・ソンウン、チェ・ジェウン、イ・チャンヨン、キム・デヒョン
⇒昨年プレビュー公演にマニアファンが多数詰めかけて大盛況だったロックミュージカル。ロックバー、ドバイのミュージシャン2人の会話劇です。演出は、初代「スリル・ミー」演出家のキム・ダルジュン。

「三銃士」 삼총사
2月20日~4月21日 忠武アートホール 大劇場
出演:オム・ギジュン、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、Jun.K(2PM)、イ・チャンミン(2AM)ほか
⇒今年で5年目を迎えた定番人気作。今年は2AM、2PMにワンダー・ガールズと
新メンバーはJYP祭りなキャストが揃いました。

「パルレ 洗濯」 빨래
3月~オープンラン 大学路アートワンシアター
⇒昨年の2000回記念公演も大盛況、日本版も人気の「パルレ」が、劇場をアートワンに移して新シーズン突入。新キャストも入るようですよ。

「ママ、ドント・クライ」 마마, 돈 크라이
3月8日~6月2日 忠武アートホール 中劇場ブラック
⇒2010年に初演した、ミュージカル「思春期」の制作陣が贈るミュージカルを再演。

「時間に...」 시간에...
3月27日~6月2日 忠武アートホール 小劇場ブルー
⇒2008年に大邱国際ミュージカルフェスティバルで最優秀最優秀ミュージカル作品賞などを受賞した創作ミュージカルを再演。

「ピンク兵士」 분혼병사
4月~5月 ハクチョングリーン中劇場
⇒「地下鉄一号線」などで知られる劇団ハクチョンが、2010年に初演。ハクチョンはこういうオリニ(子供)ミュージカルをよく上演していますが、大人も楽しめる音楽童話です。

「若さの行進」 젊음의 행진
4月2日~6月23日 COEXアーティウム
⇒同名の歌番組をモチーフに8090(世代)の懐メロで綴るジュークボックス・ミュージカル。
2007年以来、何度も再演されています。

「ネクスト・トゥ・ノーマル」 넥스트 투 노멀
4月6日~5月5日 ドゥサン・アートセンターヨンガンホール
出演:パク・カリン、ナム・ギョンジュ、イ・ジョンヨルほか
⇒2011年の初演から評判を呼び、多数受賞したブロードウェイ・ミュージカル。
ハン・チサン、オ・ソヨンなど若手俳優の演技が特に好評でした。

「レ・ミゼラブル」 레미제라불
4月8日~9月1日 ブルースクエア サムソン電子ホール
⇒昨年末公開の映画も大人気。地方での韓国初演から、いよいよソウル公演に。
ジャン・バルジャンをチョン・ソンファがシングルキャストで演じているのも話題です。
日韓「レミゼ」を比較してみるのも一興ですね。

「タンゲーラ」 탕게라
4月25日~5月8日 LGアートセンター
⇒アルゼンチン発のタンゴ・ミュージカルの来韓公演。日本でも2008、2009年に来日公演済み。

「ジーザス・クライスト・スーパースター」 지저스 크라이스트 슈퍼스타
4月27日~6月9日 シャーロッテ劇場
⇒日本では劇団四季で上演している超有名作。韓国初演と書いていましたが、2004年は主人公イエス役をロック歌手のパク・ワンギュ、2007年はカン・ピルソクと、すでに上演歴がありました。(すみません)1994年には劇団四季の来韓公演もあったそうです。

「尹東柱、月を射る」 윤동주 달을 쏘다
7月2日~9月8日 LGアートセンター
⇒同志社大学には詩碑も建てられているという日帝時代の詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)の物語を、「英雄」の制作陣がミュージカル化。昨年夏に初演した音楽劇を再演。

「ウモジャ」 우모자
5月13日~5月26日 忠武アートホール 大劇場
⇒南アフリカ発のエネルギッシュなダンスや独特のサウンドが話題となったミュージカル。日本でも何度か公演やってましたね。

「スリル・ミー」 쓰릴 미
5月17日~9月29日 新村The Stage
⇒日本版も大人気のイケメン若手俳優の登竜門。今年はどんな新キャストが加わるでしょうか?

「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」 슽토리 오브 마이 라이프
4月~7月 大学路アートワンシアター1館
⇒2009年以来、人気ミュージカル俳優が揃った豪華キャスト、感動の友情物語が好評を得た2人芝居のブロードウェイミュージカル。今回、アルヴィンとトーマスは誰が演じるんでしょうかね~?

「あの日々」 그날들
4月~6月 大学路ミュージカル・センター
⇒80~90年代にグループ「動物園」などで活躍したフォーク歌手、キム・グァンソクの名曲群を
「キム・ジョンウク探し」「兄弟は勇敢だった」のチャン・ユジョン演出によりミュージカル化。
第2の「光化門恋歌」という感じ?? 偶然にもこの記事をアップした1月6日が命日だそうです。

「42nd STREET」 브로드웨이42번가
5月10日~6月30日 D-CUBEアートセンター、7月 城南アートセンター
⇒ベテラン俳優の力を感じられる定番ブロードウェイミュージカル。2年ぶりの上演です。

「(モンティ・パイソンの)スパマロット」 스팸어랏
5月 ドゥサン・アートセンター ヨンガンホール
⇒日本でもユースケ・サンタマリア主演で2012年に上演されました。英国式ブラックコメディの元祖「モンティ・パイソン」のメンバー、エリック・アイドルが創作したブロードウェイミュージカルを2年ぶりに再演。初演のときはメンバーも豪華でなかなか面白かったですよ。

「シングルス」 싱글즈
5月~6月 大学路SMアートホール
⇒今年日本公演も予定している同名映画が原作の創作ミュージカル。韓国映画をミュージカル化した“ムービカル”のなかではいち早く成功した作品。初期には、イ・ジョンヒョク、ミン・ヨンギ、ソン・ホヨン(god)」など、豪華キャストが出演していました。

「グーテンベルグ」 구텐버그
5月~6月 会場未定
⇒昨年から上演予定に入ってましたが、越年してしまいましたね。どんな作品になるのかな?


「モンテクリスト」 몬테크리스토
5月28日~8月4日 忠武アートホール 大劇場
⇒「巌窟王」の物語をミュージカル化。2年ぶりの再演ですが、今回も豪華キャストに期待!

「ジャック・ザ・リッパー」 젝더리퍼
5月28日~6月30日 城南アートセンター、7月~9月D-CUBEアートセンター
⇒昨年の来日公演も話題を呼んだ、実在する「切り裂きジャック」事件をモチーフにしたミュージカル。今年も日本公演があるみたいですよ。

「See, What I wanna see」 씨왓아이워너씨
6月1日~28日 忠武アートホール 小劇場ブルー
⇒芥川龍之介の短編小説「藪の中」「竜」「袈裟と盛遠」をベースにしたオフブロードウェイミュージカル。2008年の韓国初演ではキム・ソニョン、ホン・グァンホなど超豪華キャストで上演されていました。

「アルター・ボーイズ」 알타보이즈
6月8日~8月4日 大学路文化空間フィーリング1館
⇒かつてキム・ムヨルやチュウォンなども出ていたイケメン俳優の登竜門的ブロードウェイミュージカル。日本でも去年やってましたね。韓国では久しぶりの再演です。

「王の男」 왕의 남자
6月13日~7月17日 ユニバーサル・アートセンター
⇒同名映画の原作となった演劇「이(爾)」をミュージカル化。

「ブッとび!ヨンエさん」 막돼 먹은 영애씨
6月 CGVポップアートホール
⇒tvNでシーズン11を放送中の人気ドラマを原作にしたミュージカル。
現在、江南オフィスで上演中ですが、タイムズスクエアにできた新しい劇場で3度目の再演。

「太陽を抱く月」 해를 픔은달
6月~7月  芸術の殿堂CJトウォル劇場
⇒2011~12年の韓国ドラマ界の話題を総なめにした“ヘプムタル”がミュージカル化!

「二都物語」 드 도시 이야기
6月~8月  シャーロッテ劇場
⇒12年に皇帝リュ・ジョンハンほか実力派で固めたキャストが好評でした。早くも再演!

「ザンナ、ドント!」 자나, 돈트! Zanna, Don't
6月~8月  未定
⇒同性愛者が普通で、異性愛者が異端とされる世界が舞台のオフブロードウェイミュージカル。
2009年の初演ではキム・ホヨンが主人公を演じていました。2月からシアタークリエで、田中ロウマ主演の日本版の上演があるようです。

「スカーレット・ピンパーネル」 스칼렛 핌퍼넬
7月2日~9月8日 LGアートセンター
⇒2010年、宝塚での上演が話題になりましたよね。韓国初演です~。

「ハイスクール・ミュージカル」 하이스클 뮤자컬
7月2日~9月1日 ブルースクエア サムソンカードホール
⇒ディズニーのテレビ映画から劇場版まで作られた大ヒットミュージカル映画を舞台化。
もちろん、韓国初演です。

泗川歌(サチョンガ) 사천가
7月9日~8月4日 忠武アートホール中劇場ブラック
⇒ミュージカル「西便制」でも主演していたパンソリ歌手、イ・チャラムが主演するパンソリ・ブレヒトシリーズ。ブレヒトの「セツァンの善人」の世界をパンソリで綴ります。

「ロボットテコンV」 로보트 테권V
7月23日~8月9日 世宗文化会館大劇場
⇒日本人的には、「マジンガーZ」に激似の(笑)ロボットアニメを舞台化したファミリーミュージカル。

「エリザベート」 엘리자벳
7月  芸術の殿堂オペラ劇場
⇒昨年の韓国初演が大ヒットしましたね。さて、今年はジュンス君のトートは見られるのでしょうか?

「友へ チング」 친구
7月 釜山・映画の殿堂
⇒同名映画をクァク・キョンテク監督自らがプロダクションして故郷、釜山でミュージカル化するそうですが、どんな感じになるんでしょうね??

「クレオパトラ」 클레오파트라
7月23日~オープンラン 大学路ミュージカルセンター
⇒フランスライセンス作品を韓国で初上演。小劇場でどうやってやるのか楽しみです。

「シカゴ」 시카고
7月~8月 国立劇場ヘオルム劇場
⇒韓国で安定した人気を誇る作品を今年はヘオルム劇場で上演。

「庭を出ためんどり」 마당을 나온 암탉
7月~8月  国立博物館・劇場 龍
⇒韓国の児童文学者、ファン・ソンミの原作童話をアニメ、映画に続いて舞台化。

「結婚」 결혼
8月14日~9月15日 忠武アートホール 小劇場ブルー
⇒昨年春に中劇場ブラックで上演していた創作ミュージカルを再演。

「アベニューQ」 애비뉴큐
8月 シャーロッテ劇場
⇒ニューヨーク、ブルックリンのQ通りに住む住人たちのひきこもごもをジム・ヘンソン風(「セサミ・ストリート」)の人形が演じるマペット・ミュージカルの来韓公演。2010年の来日公演、見に行きました。長年のセサミファンには、あの人形たちはたまらんかったです^^

「ノートルダムの鐘」 노트르담 드 파리
7月~8月 ブルースクエア サムソン電子ホール
⇒昨年のEnglish Version来韓公演も話題でしたが、韓国版にはかつてキム・ボムレ、パク・ウンテ、チョン・ドンソクなども出演していました。約4年ぶりの再演。

「ボニー&クライド」 보니 엔 클라이드
8月26日~10月27日 忠武アートホール 大劇場
⇒映画「俺たちに明日はない」で知られる、実在した犯罪者カップル、ボニーとクライドの物語。
昨年、田代万里生、濱田めぐみ主演で日本版が上演されました。今回が韓国初演。

「Spitfire Grill 스핏파이어그릴
8月26日~10月11日 忠武アートホール 中劇場ブラック
⇒1996年の映画「この森で天使はバスを降りた」の舞台化。オフブロードウェイで2001年に上演された作品で、9.11前後の大変な中で上演を続けてヒットした作品だそうで韓国では2007年に人気女優のチョ・ジョンウンさん主演で初演しています。記事UP後、教えていただいたのですが、日本でも2009年に大塚ちひろさん主演で上演されたそうです。

「風月主」 풍월주
9月 カルチャースペースNU
⇒昨年の初演で、ソン・ドゥソプ、キム・ジェボムら大学路のイケメン俳優共演で大ヒットした作品。今年六本木の劇場で日本公演も予定しています。

「アメリカン・イディオット」 아메리칸 이디엇
9月6日~22日 ブルースクエア サムソン電子ホール
⇒Vo.ビリー・ジョー率いるアメリカのパンクロック・バンド、Green Dayの同名アルバムをベースにしたブロードウェイミュージカルの来韓公演。その前に日本公演もありますね。ん~これはぜひ観たい~!!

「バンジージャンプする」 번지 점프를 하다
9月24日~11月17日 ドゥサン・アートセンターヨンガンホール
⇒イ・ビョンホン、イ・ウンジュ主演の同名映画を昨年初ミュージカル化。
個人的には昨年の№1創作ミュージカルです。再演も絶対見に行きます!

「ママ・ファミリア」 마마파밀리아
10月15日~2014年1月5日 忠武アートホール 小劇場ブルー
⇒「思春期」「ママ、ドント・クライ」のイ・ヒジュン作家とキム・ウンギ演出が再タッグを組む創作ミュージカル。1930~40年代ニューヨークの下町にある酒場を舞台にした2人芝居。音楽ばブルースがベースになるそう。

「オクチョッガ」 억척가
10月25日~30日 LGアートセンター
⇒若きパンソリの名手、イ・チャラムが作・演出・主演するパンソリ・ブレヒトシリーズ。
「肝っ玉おっ母とその子供たち」を歌い上げます。いつも即完売する人気公演。

「成均館ロマンス」 성균관 로맨스
10月~12月 ウリ金融アートホール
小説「成均館儒生たちの日々」が原作のドラマ「成均館スキャンダル」をベースにした“ドラマカル(=ドラマ+ミュージカルの造語)”。アイドルを中心としたキャストのミュージカルになりそうですね。

「イン・ザ・ハイツ」 인더하이츠
11月1日~2014年2月24日 COEXアーティウム
⇒ニューヨークの中南米系移民を取り上げたブロードウェイミュージカルの韓国版。
オリジナルは昨年秋に来日公演もやっていまいた。

「ウェディング・シンガー」 웨딩싱어
11月26日~2014年2月24日 ドゥサンアートセンター ヨンガンホール
⇒アダム・サンドラ―、ドリュー・バリモア主演の同名映画のミュージカル版。日本でも井上芳雄主演で3月に上演されますね。80年代カルチャーへのオマージュがいっぱいで大好きな作品です。

「フルハウス」 풀하우스
11月1日~12月31日 大学路ミュージカルセンター大劇場
⇒RAINとソン・ヘギョ主演で大ヒット、ノ・ミヌとファン・ジョンウム主演でパート2も作られた人気ドラマをミュージカル化。

「ゴースト」 고스트
11月26日~2014年 D-CUBEアートセンター
⇒デミ・ムーア、パトリック・スウェイジ主演で大ヒットした映画「ゴースト/ニューヨークの幻」のミュージカル化。原作は2011年初演の英・ウエストエンド公演。

「オール・ザット・ジャズ~ラブ・イン・ニューヨーク올 댓 재즈 러브 인 뉴욕
11月~12月 会場未定
⇒2009年に大邱国際ミュージカルフェスティバルで人気を得て2010年に初演した創作ミュージカルが4年連続の再演。

「ミスター・マウス」 미스터 마우스
11月~2014年1月 大学路ミュージカルセンター中劇場
⇒ダニエル・キイスの小説「アルジャーノンに花束を」を原作にした創作ミュージカル。2006、2007年以来3回目の再演。かつて主人公をソ・ボムソク、パク・ホサンなどが演じていました。

「カルメン」 카르멘
12月3日~2014年2月24日 LGアートセンター
⇒日本では1999年に大地真央主演で上演歴があるようですが、これは英国版の翻訳になるのかな? 韓国の創作版は2002年から上演歴があります。劇中にサーカスが出てくると書いてあるのですが…新しく情報が分かれば追記します。

「マンマ・ミーア!」 맘마미아!
12月5日~2014年3月16日 ブルースクエア サムソン電子ホール
⇒定番人気作の韓国上演10周年を記念して、オリジナルが来韓公演。

「キム・グァンソク(仮題)」 김광석
12月6日~27日 世宗文化会館大劇場
⇒上で紹介した、フォーク歌手キム・グァンソクの物語を世宗でも公演があるようです。まるで「光化門恋歌」状態(笑) グァンソクさんは90年代に早世されたようですが、今年生誕50周年なんですね。

「ウィキッド」 위키드
12月 シャーロッテ劇場
⇒昨年の来韓公演が完売続出した同作を今度は韓国版初上演。物語のベースは「オズの魔法使い」。日本では長らく劇団四季がやってますね。

「ドリーム・ガールズ」 드림걸즈
11月12日~2014年2月9日 忠武アートホール大劇場
⇒ビヨンセ主演の同名映画が大ヒットしましたが、2009年にキム・スンウ、オ・マンソク、ホン・ジミン、チャ・ジヨンらで初演した作品を4年ぶりに上演。

「サニー」 써니
13年下半期予定 芸術の殿堂CJトウォル劇場
⇒2011~12年にかけて、ロングラン上演して小品ながら記録的なヒット作となった同名映画をミュージカル化。

「ヘドウィグ」 헤드윅
13年下半期予定 劇場未定
⇒12年度は伝説のヘドウィグ、オ・マンソクと新ヘドウィグ、パク・コニョンの2トップ公演で完売日が続出しました。今年は誰がヘドやるんでしょうかね~?

「シャーロック・ホームズ ジャック・ザ・リッパー」셜록홈즈 잭더리퍼
上演期間未定 劇場未定
⇒創作ミュージカルながら驚異的な大ヒットをした「シャーロック・ホームズ」の新エピソード。
同名ミュージカルでもおなじみの「切り裂きジャック」のエピソードになるようですね。

「Bare(裸)」 메어
上演期間未定 劇場未定
⇒ミュージカル・ヘブンのラインナップに入っていたのですが、カトリック高校の寄宿舎を舞台にゲイの少年が主人公というオフブロードウェイミュージカル。ヘブンの作品だけに腐女子萌え確実w 第2の「スリル・ミー」となるでしょうか?

「ヴォイツェック」 보이체크
上演期間未定 劇場未定
⇒「英雄」「明成皇后」を制作したエイコムインターナショナルが昨年イギリスで英語版ミュージカルを制作して話題となった作品を国内初上演。

「RUN TO YOU~俺たちのストリート・ライフ」 런투유
上演期間未定 劇場未定
⇒昨年、超新星のグァンスとゴニル主演で来日公演も行った、ヒップホップグループDJ DOCのヒット曲で綴る青春ミュージカル。

「ブラック・メリー・ポピンズ」 블랙 메리 포핀스
上演期間未定 劇場未定
⇒昨年、俳優キム・スロプロデュースで初演した創作ミュージカル。ドイツの著名な心理学者の養子であった4人の男女と彼らの乳母の禁断のエピソードを綴る、サスペンス・スリラーを再演。

「オケピ!」 오케피
上演期間未定 劇場未定
⇒「笑の大学」「君となら」と韓国で人気の三谷幸喜作・演出の舞台。第3弾は日本で2000年に真田広之、戸田恵子、松たか子などが主演して話題となったミュージカル。おー、これは韓国版上演が楽しみですねぇ^^


さてさて、今年も大型ミュージカル多いですね~(>_<)
見たいものも多くて今年も収入のほとんどをチケット代につぎ込むことになりそうですw

↓下の、NEWS CULTUREの記事も参考にしてみてください。

2013年期待されるミュージカル ベスト13


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