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2012年2月25日土曜日

日韓交流が実現!「スリル・ミー」



もうおとといになっちゃいましたが、23日にミュージカル「スリル・ミー」を見てきました!
実は今年のお正月くらいに、一度キム・ジェボム&チャン・ヒョンドク組を観ていたので、もう今年は見に行かなくていいかなー?と思っていたのですが、新納慎也&田代万里生の日本版「スリル・ミー」チームがいらっしゃるという告知が来韓の数日前に発表されて急遽行くことに。
それも、観客としてではなく、お仕事で行ってまいりました。韓国に来てから、ぼちぼち仕事はしてたんですが、舞台関係の取材は今回が初めてだったので、かなりテンションあがりましたよ(笑)
上に貼ったのは、インターパークに出ていたお2人の来韓告知。日本チームの2人に歌ってほしい曲のリクエストも募っていました。面白かったのが、この告知が出た翌日には、後方に残っていた良席が一気に売れてしまいました(笑) 韓国の「スリル・ミー」ファンも日本チームを見てみたい!と思ったに違いありません^^

新納さん、田代さんについては日本のミュージカルファンの方々のほうが詳しいでしょうから、野暮なことはしませんが、お2人は昨年「スリル・ミー」の日本初演時にコンビを組んでいました。スター俳優同士の組み合わせとあって、かなりのチケット争奪戦となったこの2人の出演日のチケットが取れず、私はもう一組の松下&柿澤チームのみ見ていた(いや、これが素晴らしかったんですよ!!)のです。この時はのちに韓国で取材できるとは思ってもみなかったので、お2人の舞台を観ていなかったことを後悔しましたよ^^;
加えて余談ですが、かなり前に田代さんには一度お会いしてたんです。4年くらい前に彼がメンバーである男性ボーカルユニット「ESCOLTA」を取材させてもらったことがあって、その時はまだミュージカルには出ていらっしゃらない頃だったのですが、今や数々の作品で主役を張る人気スターとなられた田代さんに韓国でまたお会いできるとは、、、と感慨深いものがありました。


開場前に、新納さん、田代さんは短いリハーサルをされたのですが、バックステージやリハの様子などは、普段はまず見られないものなので、珍しくてたぶん私、やたらキョロキョロしていたと思います(笑)
本番前にはお2人に短い時間ですがインタビューもさせてもらいました。そもそもは個人的に観に来るつもりだったのが、こんな風になってしまったという話には笑ってしまいました。日本で再演も決まったのに、日韓のスタッフがスターを放っておくわけないですよねぇ^^

当日の出演者は、チョン・サンユン&チャン・ヒョンドク。
若手チームですが、キム・ジェボム氏が降板した後の顔合わせとしてはおそらく今季のベストな組み合わせだったのではないでしょうか?
勝手に私がそう観てるだけかもしれませんが、2人とも日本チームが来ているからか、かなり気合が入っているように見えました。特にチャン・ヒョンドク君。「彼」としての演技が、お正月に観た時よりもかーなり良くなってて驚きました。最後にはかなりの観客がスタンディング・オベーションしていましたよ。


本編終了後、韓国チーム2人に呼ばれて客席で観ていた日本チーム2人がステージに上がり、リクエストに応えて劇中歌を1曲披露されました。リハの時の雰囲気とは違って、スーッと「役」に入って歌い始めた2人を見て、「すごい!」と感動。日本では見れなかった2人の「私と彼」の様子を少しだけ垣間見ることができたのは嬉しかったです。

【追記】あ、そういえば歌い終わって挨拶した後で、ピアノの伴奏とともにお2人は舞台奥へ下がって行かれたのですが、お芝居本編さながらに抱擁&キス(してませんがw)で終わったんです。
観客の皆さん、一斉に「キャーッ!!!」と(笑) 最後はかなり盛り上がったことをご報告しておきます^^

挨拶中には通訳さんが入っていたのですが、観客が意外と通訳前に意味を理解して反応していて驚きました。みんな結構日本語わかるのかな? それとも日本のお客さんだったのでしょうか^^;
終演後に日本チーム2人から感想も伺いましたが、日本版とは違う韓国ならではの演技や演出を実感しながらお芝居を堪能されたようでしたよ。


  まー、そんなこんなで、かなり緊張していたので後でドッと疲れましたが、念願の舞台初取材。
それも4年前から毎年見続けていた「スリル・ミー」だったこと、それも日本キャストまでいらっしゃったこと、などなどかなり個人的には充実した1日となりました。
今回の取材は、それほど大きな記事にはならない予定ですが、これから原稿を書くので、後日改めて掲載媒体や発売日などはお知らせしたいと思っております。


4 件のコメント:

  1. はじめまして、田代さんのファンです。
    「スリルミー」を検索していて見つけました。
    お二人のブログで韓国で歌われたことは知っておりましたが、詳しい様子は分からずじまいでしたので、このレポートは大変有難かったです。
    お二人のプライベートな観劇旅行のはずが取材、舞台挨拶になってしまったといういきさつは書いてありましたが、まさか告知広告(?)まであったとは驚きでした。
    このレポートが雑誌掲載されるのを楽しみにしております。
    ありがとうございました。

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  2. >由縁さん

    はじめまして。コメントありがとうございます!
    田代さんとは4年ぶりにお会いしたのですが、変わらず爽やかで素敵な方でした。
    舞台挨拶のときは、「日本まで見に来てください」と韓国ファンに向けて
    お話されていましたよ。
    告知については、韓国のチケットサイトInterparkで来韓数日前にUPされた
    ものでした。(もう韓国公演が終わったので現在は観れません)
    2人のご出演が決まってから、残っていた良席が本当に一気に売れてしまったんですよ(笑)

    雑誌の掲載についてはもう少々お待ちを。必ずこちらで告知いたしますので^^

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    1. さいき 様

      私なんぞにご返信をいただきましてありがとうございました。
      私は昨年9月のフォンティーヌ公演を一般発売で奇跡的にGETしまして、お二人の「スリルミー」を観ておりますし、先月公演も観られました。おかげさまでこんなに田代さんにめろめろになってしまいました。あの方のお近くでお話できるなんてうらやましすぎます。
      実は私は、2月にチュ・ジフンさんの「ドクトル・ジバゴ」を観ようと、ハングルも読めないのに韓国旅行を計画して頓挫したばかりだったので、浮気心を見透かされたような気分でもありました。
      2月中は田代さんのブログの更新がなされず、「今はオフなんだ」と言い聞かせて一日千秋の思いで待ちわびていたのに、まさかの「彼」との“恋の道行”とは、ああ、うらめしい。
      私はお二人の渡韓はまったく知りませんでしたが、田代さんのブログには「日本からの観客」とありましたので、情報はあったのかもしれません。知っていたとしても行けませんが。
      お二人が歌った「やさしい炎」はやっぱり前のセリフから入ったのでしょうか、曲間のセリフは…?
      いろいろ気になります。
      雑誌が待ち遠しいです。

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  3. >由縁さん
    お返事遅くなりました;;
    2人の来韓は直前に韓国のみで告知されたので知らない方も
    多かったのではないでしょうか?
    でも日本の方もいらしていたようでしたよ。

    「やさしい炎」は歌のみでした。セリフはなかったですが
    その前に通訳を通して韓国の観客に挨拶と観劇の感想をお話されました。
    私が原稿を書いた媒体は、残念ながらそれほどページ数がありません;;
    ほかに「シアター・ガイド」さんが取材にいらしていたので
    記事が掲載されているはずですよ。チェックしてみてください。
    あとは、韓国のミュージカル雑誌「ザ・ミュージカル」にお2人と
    韓国キャストの対談が載っていますよ。

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